自分を知る。
こんばんは、romiです。
外苑前でエステサロンを経営している植村さんのアシスタントをしている中で、
アシスタントに行かせていただいている日はほぼ着物を着ています。
romi自身和装は元々好きです。
日本人としての美しさを感じることができるから。
日本人としての誇りを感じることができるから。
浴衣は毎年新調していて、自分でも着付けをすることができます。
着物もずっと着てみたいと思いつつも、
着付けを長期間学ばなければいけないという固定観念でずっと着る機会がありませんでした。
そんな中、植村さんと出会いました。
植村さん自身が今年から着物を着る生活に変え、経営しているお店の制服も同時に着物に。
植村さんのアシスタントをするにあたって、着物を着ることは必須となりました。
着物を初めて着るとき、植村さんから一回だけ、着付けを教えていただきました。
あとは、自分で実践やるのみ。家でも練習。
最初の頃は着物を着るのに慣れなくて慣れなくて、、。
1時間半かかっていましたが、最近ではやっと45分くらいまでに。
45分でも、終わった頃には汗だくです。(笑)
まだ帯を結ぶのに苦戦しているので、、
お洋服では、着ることなんてほんの一瞬なのに。
着物の仕組みは簡単。紐で縛るだけ。
けれども、自分の身体に合わせて着ることがとても難しい。
自分の身体に合わせて着ることこそが、
一番綺麗に見えて、素敵に着こなせることだと思うのです。
その日によって、自分の身体も若干違ってきます。
だからその日によって、紐の締め付け具合などを変えています。
romiは日々着物を着ることで、自分の身体に合わせて着るということは、
自分の心の、身体の、ご機嫌を自分で感じ、知るということだと気付きました。
自分の身体に合わせて着ることが出来ていないと、全く動けないのです。
普段出来ている動作が出来なくなってしまいます。
自分の心や身体のご機嫌を知るということは、とても大切なことです。
いつも、仕事や先々のことばかり気にして、夢中になっていると、
いつの間にか自分の身体のことは疎かに。
体調が優れなかったり、問題事を抱えて気持ちが不安定だと、
自分の力を最大限発揮することも出来ないですよね。
自分のご機嫌を知り、どのようにしたら今日の自分は力を最大限発揮できるのか。
それが自分を大切にすることでもあり、
さらに自分の力を最大限発揮出来ることによって
自分の周りの人も大切に出来るということでもあると思いました。
お洋服も確かに素敵なものも沢山あり、romiも大好きですが、
お着物に触れて自分のご機嫌を知ってみるととても面白いです。
一歩間違えて、自分のご機嫌をちゃんと汲み取ることが出来ず、
紐をきつく縛りすぎたり、緩くしすぎてしまっていると、
夕方の頃には動くことすら億劫になってしまう位疲れ切ってしまうことも。
一方、自分のご機嫌をちゃんと汲み取ることができた日には、
丸一日着ていても疲れないです。
和装は難しいとかよく苦しいからと、最近の若い世代には敬遠されがちな部分もありますが、
それは自分の身体に合ってない着方だから。
お洋服を常に着ていたら、ここまで自分の身体を直に感じることは
出来ていなかったんじゃないかなと思います。
だからこそ、ぜひ、お着物を着てみてほしいです。
わたし、romi自身は、
"自分を知る"、大切なきっかけのひとつとなりました。
ここまでお読みいただき、有り難うございます!
それでは、また。