自分だけのリーダーシップのカタチ。
こんばんは、romiです。
長々と綴ってきました、那須合宿編ですが、
今回で最終回となります。やっとこさ。
最終回なので長くなりますが、最後までお付き合いいただけたら、嬉しい限りです。
この3日間の体感ワークを通して、
romiのリーダーやリーダーシップに対しての考え方は、180度変わりました。
今まで生きてきて、リーダーにはほぼなったことがないromi。
むしろ、なろうとは思っていなかったと思います。
なぜかというと、romiの中でリーダーとは、
前に出て話をするのが好きな人だったり、
明るくて目立つことが好きな人だったり、
みんなをまとめたいっていう思いが強い人だったり、、
そんな人たちがなるとばかり思っていました。
また今までみてきたのは、
仲間をただの個人的感情で振り回したり、
リーダーのみの意見で個人というものを潰そうとしたり、
独りよがりな行動に無理やりついて行かせたり、
仲間の弱い部分を認めようとせずに差別化しようとしたり、
仲間に責任転嫁しようとしたり、、
そんなリーダーばかりで、
自分の中でまるで”リーダー”という言葉に対して良い印象を持っていませんでした。
そしてromi自身も、そのチームに居たとはいえ傍観者でいるばかりでした。
チーム内で問題が起こっていたとしても、
自分にはリーダーに影響のある意見なんか言えない、
変えることなんかできないと諦めていたので、傍観者でいました。
ただ、自分が可愛いだけ、傷付きたくないだけ、自分を守りたいだけなんですよね。
そんなただの傍観者であったromiの中で、たくさんの気付きがあった今回の合宿。
合宿での気付きを大きくまとめると、
1)リーダーはリーダーだけではなく、チーム一人ひとりがリーダーであり、リーダーシップを持っている。
2)ありとあらゆる情報に惑わされている可能性に気付き、情報を選び、柔軟な戦略を立て、リアルを感じ取ることが大切。
3)信頼することがリーダーであり、リーダーシップであり、チームであるということ。
"信頼"があるからこそ、リーダーが活き、チームが活きる。
そんなチームが目標を達成できるよう、多くの情報や知識、選択肢から、チームにとって肯定的な選択を出来るのが、リーダーシップだと思いました。
さらにリーダーシップって、ひとつだけの形ではないと思いました。
前に立って、チームをまとめる力がある人。
その人を支えるために、目標を達成するまでの戦略を立てる人。
さらにチーム全体を見て、どんな状況か判断し、方向転換が出来る人。
小さなことに気付き、準備やフォローなどが出来る人。
目立つリーダーシップもあれば、
縁の下の力持ちみたいに影に隠れながらも、大切な役割を担っているリーダーシップもある。
どんな形でも、それで良い。それが良い。
それがあなたのリーダーシップであり、わたしのリーダーシップである。
それに気付いた時、自分の心の中に誇りが生まれました。
前に出るタイプではないromiでも、romiなりのリーダーシップを持っていたこと。
それぞれチームの一人一人が、自分のリーダーシップとはどんな形なのかを理解し、
仲間のリーダーシップの形も理解し、
自分と仲間のリーダーシップの形をいちばんに活かすことが出来るように、
自分の役割を果たすことこそが、良いリーダーであり、良いチームになる、
これが欠かせないことだと思いました。
ただの傍観者でいたromi。
そんな自分が自分を超えた瞬間に気付いた、2日目のバディとのワーク。
側から見たら、ただのアスレチックかもしれない。
romiはただのアスレチックで、ただ遊んでいたように見えたかもしれない。
ただのアスレチック、だとしても、体感しないと分からないことばかりです。
簡単と思っていたことが、実際にやってみると難しかったり、逆も然り。
体感する前の自分の中の思いは、ただの自分の色眼鏡というフィルターで見た、
頭でっかちの大きな大きな勘違いでした。
実際に体感することで、こんなことにも気付かなかったのか自分、、
というような、本当にちっぽけなことから、おっきなことまで、
たくさん、たくさん、気付かされることばかり。
たった3日間。
自分なんて、なにも出来ないちっぽけな存在であり、一人では、何もできないことも分かった。
支えてくれる人たちがいたから、今の自分がいる。
一人でなんでも出来ると思い込んでいたのは、ただ人を信頼しようとしていなかっただけです。
一人一人の持っている力は異なる。
それは、生きていた日々であり、今までの経験値であり、能力であり、気付きでもあります。
10の人もいれば、70の人、100の人。
もしくは、マイナスの人もいるかもしれません。
それでも、「誰か」と「誰か」が組むことで、
お互いの力が掛け算し合う。
掛け算した力は、プラスにもなり、時にはマイナスにもなる。
自分のリーダーシップという役割を、
最大限に発揮できる仲間、パートナーを見つけることで、
掛け算した力は、とてつもない力となります。
面倒なことの方が多いと思います、人って。
でも、そんな人でも自分がまず信頼しようと、何か働きかけることで、
自分が変わり、人が変わり、周りを変えていくかもしれない。
人という存在は、本当に面白いです。
これにて、那須でのリーダーシップ・チームビルディング研修合宿編を
終わりにしたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、本当に、本当に有り難うございます。
romiが得た多くの気付きを少しでも多くの人に伝えたく、
このような長々としたブログを幾度に渡り、綴らせていただきました。
念のため、今回の那須合宿編の関連記事のリンクを貼っておきます。
まとめてお読みいただければと思います。
1)地上15mでのリーダーシップ研修。 - romiのアシスタント奔走記
2)リーダーは一人じゃない。 - romiのアシスタント奔走記
3)情報に惑わされすぎでした、私。 - romiのアシスタント奔走記
4)極限状態で何ができるの? - romiのアシスタント奔走記
6)自分だけのリーダーシップのカタチ。 - romiのアシスタント奔走記
また次回、お会いできたら嬉しいです。
それでは、また。